教育実習科目について
一方,大学院で展開している教育実習科目の概要は,次の通りです。
日本語センターの「「わたしのにほんご」プロジェクト1-2」(水曜2限)において,授業実践を行います。
「「わたしのにほんご」プロジェクト1-2」は,教室を「教室の外のコミュニケーションをメタ的にとらえ直す場」と位置づけています。学習者が「日本語で話したい/書きたいこと」「日本語で話したかった/書きたかったが,うまくいかなかった経験」などを持ち寄ることにより,自分らしいコミュニケーションを日本語で実現できるように,「文型」や「表現(機能)」から出発するのではなく,「状況」のなかで言語とコミュニケーションをとらえる教育実践を目指します。
この教育実習科目では,どうすればそのような日本語授業が実現できるか,そこで教師に求められる役割は何かといった点について,具体的な事例を踏まえながら考察を深めます。
次の3点を目標としています。
- 「文型」や「表現(機能)」から出発するのではなく,「状況のなかで言語とコミュニケーションをとらえる」教育実践を理解し,実現する。
- 1人ひとりの学習者にとって「+1」になる活動を組み立て,実践する。
- 学期開始時に,各自で「私の目標」を立てる。[シラバスより]
このことについてまとめた関連文献は,次です。
院生は,このシラバスを見て履修するかどうかを決めます。